トマトの審査
2010年4月15日
JA三重ビルでおこなわれた三重県園芸振興協会主催の第23回三重県施設野菜(トマト)共進会に
消費者代表審査員として参加する事ができました。
14日 搬入、重量、糖度の測定
15日 審査、一般公開
審査長 | 三重県中央農業改良普及センター | 専門技術室 | 室長 |
審査員 | 〃 | 食料自給課 | 主幹 |
〃 | 〃 | 〃 | |
三重県農業研究所 | 園芸研究課 | 主任研究員 | |
四日市合同青果株式会社 | 次長 | ||
消費者代表審査員(5名) | 地産地消ネットワークみえ | ||
三重県農林水産支援センター(2名) | 需要創造課 |
審査基準
項 目 | 内 容 |
形 | 形状、玉揃い |
色 | 着色、色つや |
味 | おいしさ、甘さ、すっぱさ |
審査についての説明を受け、会場に入ると甘酸っぱいトマトの香りが充満しています。
51点の出品作物の中から既に優秀品5点が専門家によって選ばれています。
その中から1位、2位、3位を消費者の目で、舌で、選び出すという段取りです。
其々農家の方の自慢の品揃い、それを更に専門家が品定めされた一流品ばかり。
どれを選べば良いのか本当に迷いますが、一口ずつ食べられるようにカットされたトマトをじっくり味わいます。食べ比べると実に微妙な違いがよく分かります。
濃厚な味のもの、さっぱりした感じのもの、甘味と酸味のバランスが程よいもの、フルーツのように甘いもの(これは特別に出品された高糖度系の種類でした)選ぶのは最終的に消費者としての好みの問題かと思いました。
番号が切れてしまったのは高糖度系のトマトです。
水分をギリギリまで絞って栽培されるので、収穫量も半分だそうです。(高いのも無理ないですね)
輪切りにされているのでゼリーの入り方もよく分かります。ゼリーの小さい室が沢山あるものが良いそうです。
サンドイッチなどに使用したときもゼリーがこぼれてこないから。
トマトの色はピンク系とダイダイ系の2種類があるそうです。必ずしも色と味が一致するものではありませんでした。
三重テレビの取材カメラも回っていましたが、どれを選ぼうかと一生懸命でしたから気に留める事もありませんでした。
審査の結果16番が農林水産省生産局長賞に輝きました。(消費者代表に人気のあったものとは少し違ったようです)
ちなみにトマトの顔を見てゼリーの室がどれだけあるかの目安が出来るそうです。スジの数だけゼリー室があるとのこと。
右端のトマトは接写で写しました。よ〜く注意してみないと分かりません。
今回参加して始めて教えていただいた“銀粉”というものだそうです。
なぜ出来るか、生育途中で水分が多いとできるのだそうです。
会場に並んでいる作物の種類 ハウス桃太郎 25点 ごほうび 9点 感激73 7点
桃太郎はるか 6点 桃太郎ヨーク 4点 以上51点
どれがどれなのか、さっぱり分かりませんが・・・・・。