鳥取旅行記
大阪からJR山陰本線“スーパーはくと”に乗って、一先ず倉吉まで。(倉吉終点は本数が少ないです)
大阪駅に居ると普段見られない車両が入ってくるので、そのつど野次馬よろしく走って見に行きます。
回送のトワイライトエクスプレスやお座敷列車、こんなのに乗って旅行が出来れば、それは又趣があっていいですね。
いなばの白兎のメロディーで出発です。
神戸を過ぎだんだんと田園風景が広がってきたとき、ふと思ったのは名古屋と大阪の違いです。
街中の様子なんかは、それぞれ行き先で雰囲気が違うのは当たり前のこと。だから旅行はすばらしい。
でも、これだけは不思議。駅構内のエスカレーターの立ち位置です。
名古屋にいては左側に普通、立ちますね。
エスカレーターを駆け上ってはいけないと表示はされていますが、
お忙しい方々はエスカレーターの右側をとん、とん、とんと足取り軽く登っていきます。
ところが、大阪においては、まったく反対の右側に立ちます。
名古屋流に左側へ何食わぬ顔で立っていた私はひんしゅく者でした。
まるで詰まったごみを避けるかのように、私を迂回して、
そして一瞥して、とん、とん、とんと駆け上がっていきます。
なんだか嫌な気分だったな、今度から気をつけようと、お菓子をむさぼりながら窓の外を眺めていました。
明石海峡大橋、明石天文台を通過するときは車内放送がありました。こういうサービスがあると旅気分満喫です。
姫路城も少し見えました。
田園風景が広がってきました。
どれくらい時間が経ったのでしょうか、 あろう事か対向列車の時間待ちですって!。 特急ですよ、“スーパーはくと”て、かっこいい名前も付いているのに。 車内のモニターに対向列車が映し出されました。 佐用(さよう)駅で約5分間。 驚いた、第三セクターの智頭急行線は単線で走っています。 対向するところだけが複線になっています。 宮本武蔵駅がありました。 一度降りて、剣豪の生まれた土地をゆっくりと歩いてみたいな・・・。 |
トンネルを数え切れないほど通過します。
鳥取の駅はずいぶん大きいです。急に都会が出現した感じです。
(ここへたどり着くまでに無人駅かな?と思える駅を沢山見てしまったので余計に感じ入りました)。
鳥取で倉吉行きの列車に乗り換えです。
今回の日程を確認しましょう。
1日目 | 倉吉駅周辺の赤がわら、白壁土蔵群を尋ねてから三朝温泉泊まり | |
2日目 | 三朝温泉から米子へ | |
3日目 | 米子から境港に行き皆生温泉泊まり | |
4日目 | 青谷の鳴き砂、浜村温泉を散策、鳥取市内に泊まる | |
5日目 | 100円バスで市内を周る、鳥取連泊 | |
6日目 | 鳥取砂丘、賀露市、浦富海岸を訪ねる。 |
☆追加 ひょんなことから「第36回あしながPウオーク10」に、参加することになってしまいました。
「あしなが」は分かるけど「P]ってなんだ?と、モヤモヤしていたら、いただいたパンフレットに書かれていました。
遺児学生が中心となって全国で開催するウォーキングイベントで、
「P」は「Philanthropy(フィランソロピー):優しい人間愛」とのこと。
「10」は10Kを歩き国内外の遺児問題を考え、行動し、支援の輪を広げるという意味合いだそうです。
実行委員長は鳥取大学3年の学生で、自らも遺児であるが「あしなが育英会」のお陰で大学まで進学できた事を報告されました。
鳥取駅前 風紋広場をスタート、きなんせ広場が第1チェックポイント、
少しは馴染みのある町なかに銅像や、置物が至る所に飾られているので芸術鑑賞と洒落込みました。
先ずは参加者全員のコミニュケーションを図り、紅葉した落ち葉、黄金色の銀杏並木を見ながら鳥取駅前 風紋広場を出発。
皆さんゆっくりと歩くので、写真を撮りながらでも充分についていけます。微笑ましい銅像などご覧ください。
すっかり街角の風景に溶け込んでいます。
第1チェックポイントのきなんせ広場は川の上に作られた広場です。噴水で子供が戯れています。
桜の並木が続きます、一体何キロあるんでしょうか?春は素晴らしい眺めだとか、そうでしょうね〜。
途中「わらべ館」を発見。“結構楽しめますよ”と一緒に歩いていた方から教えていただきました。
そこにからくり時計が設置されていました。と、面白い名前の通りを「見〜つけた」
「追廻し通り」何を追い回したんだろう?と持ち前の好奇心がムラムラ。
後日、地場産のお土産屋さんで尋ねてみましたが、地元の方にはあまり興味がないらしく、「そんな通りありましたっけ?」には・・・がっくり。
第2チェックポイントは美しい久松公園。白い仁風閣に紅葉が映えて外国のような風景。
ここでゆっくりと休養をとって、ゴール地点の風紋広場へ帰りました。