戻る

通り峠は地元の方々の努力の賜物、石畳が美しく保存されています。細く険しい山道には真新しい転落防止の柵も作られています。うっそうと茂る木立の中、滑らないように一足一足踏みしめながら、そっと咲いている花に安らぎを覚え頂上を目指しました。

展望所から見下ろす丸山千枚田は遥か下。
周りを山々に囲まれています。

千枚田に入ってきました。すっかり刈り入れは終わっています。稲穂が実っていた頃にあった案山子コンクールの名残でしょうか、おしゃれな案山子が数体残っていました。千枚田の中で1番小さいと言われる田には稲を刈り取った跡の株が23株ありました。昔の人々の努力が偲ばれます。

とても冷た〜い、澄んだ湧き水が流れていました。
手ですくって、ほてった顔を洗うと“ヒャー!!気持ち良い!!”


ヨシズで強い光を遮りワサビ田が作られていました。

水が美しい証明です。
懐かしいな〜、じゅすだま。
子供の頃いっぱい集めてつなぎました。
まだ水の張ってある田にはメダカがすいすい。

タニシもころころ。
古道弁当
献立

目張り寿司
さんま寿司
おにぎり
東紀州地鶏塩焼き
アジみりん干し
紀州岩清水豚焼き豚
うつぼから揚げ
秋刀魚甘露煮昆布巻き
鍋もち
青ぎりみかん、梅干
色々な紀州の名物が取り入れられた古道弁当。
実においしい!
リュックに入れて山道を歩いていたので、昼食時には少し?いいえ、かなり・・・偏ってしまいましたが、ボリュウムもたっぷりです。
生のうつぼはグロテスクですが、
から揚げにするとカリカリと美味。

鍋もちは又の名をないしょ餅と言うそうです。昔食べ物が充分になかった時代、杵で餅をつくと音が出るので隣近所に気兼ねして、鍋の中でれんぎで半つきにし密かに家族で食したそうです。切ないな〜。

ページTOPへ戻る