付知峡の滝 戻る
随分と慌ただしい行程だった所為で、素晴らしい滝をゆっくりと鑑賞できなかったのが心残りの旅でした。
不動滝 花の森MAPをいただいて、散策路を進みます。
急なくだり坂に、苔むした石畳が敷かれています。 周りの木々が光をさえぎり、 木漏れ日が柔らかく草花に注がれます。 |
両側のアジサイの名残がドライフラワーのようです。 心地よい森林浴を満喫できますが、 滑らないように一歩、一歩慎重に踏みしめて下ってゆきます。 人一人がやっと通れるだけの小道ですが、 時には傍の木立をしっかり握り締めて降りました。 |
急に視界が開けました、観音滝です。
切り立った岩から流れ落ちる滝をちょうど真ん中から眺めるような地点です。
←観音滝の 上の部分 観音滝の 下の部分→ |
水量がタップリで、見ごたえ充分です。美しい水を湛えた滝つぼはどこまでも透明です。
その滝つぼから次は不動の滝にと流れ落ちます。
流れに沿って道は続きます。
不動の滝→ | ←不動滝の 滝つぼ |
“ぐるっと一周を40分で”との約束なので、いつまでも見ていたい勇壮な滝とお別れして次へと急ぎました。
マイナスイオンをいただいて、たっぷりと森林浴を楽しむには急ぎは禁物でしょうが・・・。
今来た道を戻り、不動橋を渡ります。
つり橋だから、そーっと渡ってと思っていましたが・・・
持ち前のいたずら心がムクムクと持ち上がり、自慢の体重でドシン、ドシン。
心地よい揺れを感じました。(負け惜しみじゃなくって!)
奇妙な達成感を感じながら仙樽の滝の滝見所へ向かいます。
右端の写真、人が如何に小さく見えるかお分かりですか?
出来るだけ滝に近寄りたいと、大きな岩をよじ登りました。
良いですね〜、水しぶきが飛び散っています。豪快!!!
そのすがすがしさにウットリしてしまいました。
帰りもつり橋です、仙樽橋。 ただし、ドシン、ドシンは止めました。 丈夫そうなつり橋でしたが、不動橋より長いような気がして・・・。 谷は深そうだし・・・。 |
ようやく目印の赤い川に出合いました。
赤い川に沿って帰ってくるように言われたときは赤い川ってなに?と思いましたが、実際に見てよく分かりました。 確かに赤い川です。 囲ってあるブロックが赤いから水までも赤く見えました。 右の石は不思議な模様に見えたので記念に一枚。 私には人の手が合掌しているかのように見えますが、 如何でしょうか? |
兎に角素晴らしいところでした。お弁当を持って3時間くらいはゆっくりしたい場所です。