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夏の道央

1泊目 芦別温泉(森の中に佇むスターライトホテル)
2泊目 旭川の温泉(これも森の中のホテル 森のゆ 花神楽)
3泊目 支笏湖(湖に近いホテル 水の謌)

夏に北海道へ来る機会を得られて幸せ。
蒸し暑い東海地方を離れて着いた新千歳空港。晴れ渡った空ではないにしても涼しい.
湿度が低いのかカラッとしていて肌寒さを感じます。

芦別温泉スターライトホテルの温泉、お肌がつるつる。いい温泉です。それと朝食に出た塩辛がとっても美味しい。
お土産に持って帰りたいけど、この暑さでは傷んでしまうかと心残りながら買わずに出発しました。後ろ髪惹かれっぱなし。

憧れの富良野、カラフルです。
富田ファームでは中国人らしき一行が新婚カップルの写真撮影に大声を張り上げていました。
いろいろなポーズの取りかたがすごく慣れていて、スタッフが注文をつけなくてもポーズをとり、カシャカシャとシャッター切りづめ。どうもプロのモデルさんらしい。

何処まで行ってもラベンダーで埋め尽くされている感じ。
彩りよく配色されているマリーゴールド、サルビア、アレは何の花?
なんて感じよりもワァ〜きれい!!!と圧倒されどおし。まさにパンフレット通りですな・・・。

広いお花畑を繋いでいるのが商業施設です。
ラベンダーづくしのお土産がこれでもかっ!てほどに開発されて、各ハウスに並んでいます。
正直何を買っていこうかと迷ってしまいます。迷わなかったのはソフトクリームだけ。
ラベンダーとメロンのミックスが美味しかったな〜。

山の斜面に植えられたラベンダー。上から見るのと、下から見るので随分感じが違います。
この山の斜面を登るのが結構いい運動に・・・キツかった。!

富良野を後にして十勝岳へ移動中、メロンのぬいぐるみに引き寄せられて寄り道。

但しこのぬいぐるみの店に入ったわけではありません。隣のメロンソフトのモニュメントに引かれてこちらへ。
どんなに大きなメロンだろうとワクワクしていましたが、側の子供の手の大きさから推測できるように大人の片手にすっぽり治まる大きさ。でも、名前のとおりメロンの上にソフトクリームがのっかっています。

十勝岳望岳台からのパノラマです。残念ながら雲がかかっています。

右端にある入山届けに名前を書いて下山していく方がいます、本格的な登山者でしょうね。

右端の花は「イワブクロ(ゴマノハグサ科)」というそうです。
樽前山に多いことから、別名をタルマイソウといい、高山の砂礫帯に大株を作るそうです。
素敵な花を見〜つけた。

『しらひげの滝』は温泉街の上流・硫黄沢川(源流・十勝岳)から硫黄を含む湯が流れ込んでいます。
そのため、水は乳白色に染まっています。

美瑛白金の青い川、白ひげの滝
真ん中の写真にある鉄橋の途中から下を見下ろすとブルーリバー。美しいブルーの流れです。
白ひげの滝も見ることが出来ます。

『青い池』は美瑛川白金温泉地区の砂防工事によってできた大きな水たまりであるという。
その水たまりによって、立木が枯れこの景観に。
池が持つ青さは、アルミニウム成分を多く含む地下水と、川の水とが混ざり合って出来たコロイド状物質が、太陽の光を反射してできているらしいとの説明。
今日は雲っているから青さがどのように出るか心配だな。

一般に公開されて間がないらしく、無料駐車場は砕石が敷き詰められゴロゴロです。
が、観光地としてにわかに脚光を浴びた『青い池』には沢山の人が訪れています。

あまり透明って訳じゃないけど美しいブルーの池面に、立ち木を映しているさまは絵画を見ているようです。

富良野から旭川間で一休みにぴったりの上富良野深山峠、トリックアートがあるところです。
クルクルッと周りを見渡してさすが北海道!広い!十勝岳連邦のパノラマがたっぷり楽しめます。

そう、そう!ここへ来るまでの道中でキタキツネに遭遇。

随分と痩せこけているけども、これってキタキツネだと思います。

車の音を聞きつけて山の中からふらふらっと出てきてじっと車を注視。

危ないっとブレーキを踏むと、待ったく動かない。

餌を貰う事に慣れているみたい。何もあげなかったら恨めしそうに見つめていました。
野性に返れって心の中で激励。

トリックアート美術館に入る前に腹ごしらえ、北海道の代表的なものばかり注文しました。

随分と立派な建物ですが、後ほど観覧車から眺めてその実態を知る事になります。
名古屋でもトリックアート展を2回ほど見てその面白さを知っているので中へ入るのが楽しみです。

マンホールから出てきた大きな手 壁にかかれたドア 描かれた料理をつまみ食いしようと手が出てきた
浮いた石を受けようと思わず手が出る フライパンから目玉焼きが落ちた 描かれたドアから覗いている
絵に向かって左端に立って見る 絵の真ん中当たりで見る 絵に向かって右端のほうで見る
立体的に描かれた額と瓶 彫刻みたいだけど絵です 描かれたドアに挟まった新聞

トリックアート美術館を出てから観覧車に乗りました。
向かって左端の長方形がトリックアートの建物です。前から見るととても立体的なのに上から見ると扁平。
全て描かれたものでした。お見事!

平面上に描いた絵画を立体的に見せる技法で、見る人に不思議な錯覚を起こさせることからトリックアートと呼ばれています。見る角度により変化する絵もあり、触る事はもちろん、写真撮影も自由自在。いろいろ絵に参加して楽しみました。

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今日のお宿は旭川。「森のゆ 花神楽」。ここも山の中、日帰り温泉も楽しめるようです。

5階からの眺望です。

夕飯が豪華!食べきれないわ!なんて言いながら殆んどたいらげました。我ながら恐ろしい胃袋だわ。

前菜3点盛り 桜海老と水菜の和え物
季節のおつくり盛り合わせ 肉と野菜の煮込み陶板 牛ひれ肉のステーキ きんきの釜飯
いかのつみれと焼き筍のお吸い物 柚子シャーベット赤ワインソース掛け そろそろ限界かな、と思っていたら「デザートはお部屋へ持ち帰っていいですよ」

ラッキー、お風呂上りにゆっくりと楽しませていただきました。

お刺身最高!ステーキも最高!温泉も最高!なんて幸せ。ただ1つ落とし穴が・・・。
雰囲気に呑まれてコーヒーに弱い私が、ツイ食後のコーヒーを飲んでしまった。
・・・全然眠気がこなくて・・・。ねむれな〜い。

朝も食欲はバッチリだけど、眠ってないから何となく体がだるい。
これで動物園のお付き合いが出来るんだろうかと心もとない。

西門から入るのは駐車場が有料です。
旭山動物園めぐりは「西門入り口が便利」とパンフレットにも書いてありますが有料ではね〜。人が少ないはずです。
西門に並んでいる人は他の入場門の5分の一くらいです。

一番混雑すると推測される白熊クン、アザラシさん。目の前に現れると、子供たちは固まってじっと見つめています。


可愛い顔の麒麟の口からこんなに長い黒い舌が出てくるなんて、気持ち悪い。

ペンギンの餌やりでは知らない同士の子供たちが仲良く並んで観察。
暫し私は涼しい木陰で休憩。
ヤハリ睡眠不足は応えます。

動物園って1日中遊べますね。
旭山動物園はTVでもよく取り上げられているように、展示が色々工夫されていて本当に面白い。
子供だけじゃなく大人もすっかりとりこです。
麒麟の餌もわざわざ遠くはなれたところへ置いて、なが〜い舌を出して餌を食べる状態を見せるように工夫されています。

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今夜のホテルは支笏湖畔にある「鶴雅リゾートスパ水の謌」

国の天然記念物のシマフクロウの彫刻が飾られていました。迫力ありました。
玄関ホールもいい雰囲気、ここで焼きマシュマロが出来る設備が用意されていました。
後から来ようと密かな楽しみに。

ホールの片隅でハープの演奏がされています。ハープにもいろいろな形があるものですね。
まだ寒くなるときがあるのか、廊下にはペレット型のストーブがおいてありました。

部屋に入って感激、広〜いし露天の温泉まで付いている。第一部屋の雰囲気が全然違う、素敵。
で、極めつけはコーヒーメーカーが置いてあるし、緑茶、煎茶、紅茶が揃っています。
冷蔵庫には陶製の容器に入ったプリンが人数分入っている。こういうのにすごく弱いです、私。
何か素晴らしい予感にウキウキ。

宿泊棟からレストラン棟へ移動、すごい豪華な雰囲気に圧倒されてしまいました。

会場を見回してびっくり!これ全部食べられるかしら。
美しいお料理ばかりなので、食べずに帰るのは本当に残念。ガンバロウ!

ビュッフェ形式の料理へ行く前に、このノルマ。飾り付けが素敵。
自分で料理を取りに行ったらとてもこのようなことにはならないわ。

以下は自分でチョイスした料理です。
盛り付けも何もあったものじゃない、ただ欲望のままに美味しそうなものばかりプレートに載せてきたってしだい。

う〜ん、もうだめ。入らない・・・。牛ステーキがとても美味しいのに、もう入らないなんて悔しいな〜。

どれもこれもみ〜んな美味しい。豪華な食材に幸せ!
満腹になった所為ですっかり忘れていた事、翌朝思い出して残念!
焼きマシュマロを体験できませんでした。夜だけの演出だったそうです。

翌朝は残念ながら土砂降りの雨、その雨の中を部屋についている露天風呂に入りました。
昨夜の大浴場も入ると直ぐにツルツル感を覚える素敵な温泉でしたが、こちらもツルツル。
上部には雨よけ(日よけ?)が付いているので頭から濡れる事も無く、快適な入浴を楽しめました。

さっぱりした後は朝食、昨夜食べすぎたので入らないかなと思いつつレストラン棟へ。
昨夜ほどの豪華さは無いにしてもやっぱり素晴らしい。俄然食欲も起こってきました。

下の写真は自分でチョイスしたもの。勿論完食です。
おいしかった!
味噌汁に入っている赤い海草は何ですかとお尋ねしたらフノリですと・・・。

これでもまだ食べられなかったメニューもあるんですよ。
昨夜なんか、もっともっと心残り。

荷物をホテルに置いたまま、支笏湖の水中観光船に乗船。
雨で視界はよくありません。滑らないように注意深く桟橋を歩きました。

少し雨も小降りになってきたので甲板からは支笏湖の透明な水面と、
岩肌が規則正しい縞模様に見える柱状節理を見ることが出来ました。
説明によれば柱状節理とは、マグマが岩石になるときにできた節理とよばれる割れ目だそうです。
そういえば鳥取に行ったときの浦富海岸、九州高千穂峡の駐車場の山でも見たような記憶があります。

この規則正しい割れ目は湖の中でも、一部崩れかけているのもありますが確認する事ができました。
甲板から船室(船底)へ降りていくと窓ガラスがあり湖の中が見えます。魚が沢山泳いでいます。

湖底に波模様が付いています。

湖面の漣がこのように湖底の砂に模様をつけるそうで波紋と言うそうです。

水の力ってすごいなと思いました。

スケジュール全て終わり。楽しかったし、美味しかったし、本当に贅沢な旅行でした。感謝!感謝!

セントレアで働いてくださる方の姿が目に留まりました。

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