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全国に20ヶ所ある「鳴き砂の浜」のうち、
鳥取市青谷町に3ヶ所も(「青谷浜」、「井手ケ浜」、「ミナセ浜」)あると新聞のコラムで読みました。
これは行かずに居られません。
皆生温泉から鳥取市内に向かう途中、青谷駅で下車。

駅からタクシーに乗ったほうが良いとアドバイスをいただいていましたが、生憎と一台もいません。
駅の観光案内図を見ながら駅員さんの説明によれば、20〜30分でたどり着けそう。
じゃあ、楽勝かな?と勢いよく歩き出しました。
きゅっ、きゅっと砂のなる音が聞けるのを楽しみに。

「最初のつき当たりを右に曲がってから、次は左へ行くんですよ」と何度も駅員さんに念を押された通り、
川に面した所で右に曲がり、其のままズンズン。はて?どこで左に曲がるんだろう。

この橋を渡ると思うんだけれど・・・水鳥がのどかに泳ぎまわっています。

少し不安がよぎりますが、道を尋ねようにも人通りがありません。

川に沿ったまま歩いていくと、プランターの花の世話をしている若奥様に出会いました。
ほっとしてお尋ねすると「とんでもない、方角がぜんぜん違いますよ。」
作業用のゴム手袋を外し、奥から地図を持ってきてくださいました。

「いいですか、現在地はここです。鳴き砂さんはこちらの方角です。今来た道を戻って、
さらに線路を越えてずっと行くと鳴き砂さんはあります」
そうですか、海のほうへ行けば鳴き砂にたどり着けると思ったのですが・・・などと、
いい訳めいた事を言いながら教えていただいた事のお礼を言って引き返すことにしました。

それにしても、鳴き砂さん?こちらの方は鳴き砂にサンをつけるほどに大切にしているのかしら?
でも、最初から方角違いなんて、方向音痴の私はマタマタ失敗したみたいです。

歩く事1時間、線路を越えて、学校も通り越して・・・でも、まだ砂浜らしきものが見えてきません。
来た道を引き返した疲れが、ジワリと出てきます。
目に留まった福祉会館でお尋ねしました。
で、職員の方の反応たるや「お気の毒に!こちらの鳴き砂は入所施設名なんですよ」


ハア?施設名?何てこと!!!教えてくれた方の勘違いも甚だしい!
汗が噴出し、もう一歩も歩けないほどがっくり。

タクシーも通らないし、トボトボ一歩ずつ歩くしかない。このときの足の重い事。

先程見た橋まで戻り、細い道をただひたすら歩きます。

ここの地区も時折、玄関に注連縄らしきものが飾ってあります。

伊勢、鳥羽は注連縄は一年中玄関に飾って、年末のどんど火で燃やしますが良く似た風習がある様です。

坂を登り、ようやく目印のガソリンスタンドが左側に見えてきました。
帰りはこの道を右に行けばいいんだよね、と自分に言い聞かせて。(今度は迷子にならないぞ!)

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目的の井手ケ浜の表示もありました。ホ〜と安堵のため息が漏れます。

「なりすな」と書いてありますね、「なきすな」と聞いた私がいけなかったのかしら?
と未だに疑問が頭をよぎります。モヤモヤ・・・というか・・・。

真っ青!!なんて美しい海なんでしょう!今までの疲れも忘れて一目散に砂浜へ。

日本海だ〜、美しい〜。早速、砂のなる音を聞いて見ましょう。

ところが、歩いても歩いてもキュッ、キュッは聞こえません。
聞こえるのは波の音ばかり。
念のため、足元にデジカメを近づけてムービーで記録しても・・・・・
足跡がこんなに深く入り込む砂浜も珍しいと見とれました。

砂にごみとか土が入っていない美しい砂浜では、
歩けばキュッ、キュッと砂が鳴ると教えていただいたんですが、私には聞こえませんでした。
未練がましく砂浜に沢山の足跡をつけて帰途に着きました。

ついでに寄り道は浜村温泉

貝殻節で有名な浜村温泉ですが、町なかは閑散としていました。
駅前の足湯に入ろうとしましたがアッチッ!
何度に設定されているのか分かりませんが、熱すぎて一分と足を入れていることが出来ません。
すごい御もてなしだわ。熱湯消毒?チョンと足先だけ入れて記念撮影。
見事に足首まで茹だってしまいました。

不発弾を抱えたような気持ちで、このまま鳥取市内に帰ってはモッタイナイともう一つだけ寄り道。

因幡の白兎で有名な白兎神社

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神話に出てくる様々な事柄が目の前に現存しています。

国指定天然記念物
白兎神社樹叢(じゅそう)

海岸に面した丘の一帯はクロマツで覆われているが、中に入ると常緑広葉樹が繁茂しているという珍しい樹叢である。

これらの広葉樹は神社の西側の池周辺の斜面に広がっており、
クロキ、タブノキ、シイノキ、ヤブニッケイ、トベラ、モチノキ、カクレミノなどがある。
特に暖地性のクロキの群生が著しい。

これはクロマツ林が冬の寒風から広葉樹を守ってきたためであると思われる。

以上、案内板の説明から拝借

白兎神社をお守りする狛犬のお姿が頼もしい。



御社の横から床が見えるようになっていましたので拝見。
確かに菊の紋章が彫られていました。

静かな境内を散策してオゾンをタップリ吸収、ゆったりとした気持ちで帰途に着くことができました。

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