キョンボックン

「キョンボックン(景福宮)」と行き先を告げると
模範タクシーの運転手は少し控えめな様子を見せながら「お客さん、
キョンボックンへいらっしゃるなら青瓦台のほうもご覧になってはいかがですか?」
との申し出。こちらは1度に2ヶ所周れるならありがたいとOKした。

なるい坂をゆっくりと車が進んでいくと急に警備が厳しくなってきた。
JAFに良く似た配色のバスに(どうも警察車両らしい)警備の人がびっしりと詰まっている。
いったい何人が乗っているんだろうと思っているうちに検問所に差し掛かった。
タクシーが止められて運転手さんが尋問を受けた後、車の中をじろっと見られ通行許可が出た。
(さすが、大統領のいらっしゃるところ、警備が厳しい)

タクシーはゆっくりと進んで青瓦台の前を通り過ぎた。
と、坂の下のほうから歩いてきた若い2人の男女が警備兵に止められ追い返されていた。
歩いて青瓦台へ近づくことは禁止らしい。

キョンボックン(景福宮)は李王朝の王宮。
豊臣秀吉による文禄の役で焼失したが、後に再建された。
キョンボックン内の謹政殿(クンチョンジョン)は現存する韓国最大の木造建築で
王の即位や大礼が行なわれた所だそうだ。