鳥羽そぞろ歩き戻る

鳥羽駅を近鉄側に降ります。

外から見ると白い駅舎で
なかなかお洒落です。

真珠王御木本幸吉の銅像が
出迎えてくれます。

直ぐの信号を渡ると“ドルフィン広場”越しに海が見えます。
島巡りの観光汽船や漁船、伊勢湾フェリーの行き交うのが見えます。

珍しい作業船が見えます。
小さなタグボートが、波消しブロックのような大きなコンクリートの塊をたくさん積み上げた台船を引っ張ってきました。
向きを変えるときは引っ張ってきた船がロープを外し、横を伴走していた船が頭から押し上げています。
鳥羽に来たな〜という感じがこみ上げてくる風景です。


5分も歩かないうちに“カモメの散歩道”です。

枕木のように大きな木が敷き詰められていて、
足に優しい歩き心地です。
対岸の坂手島や近くにミキモト真珠島が見えてきました。


ミキモト真珠島を左手に見ながらさらに進むと鳥羽水族館がありました。
歩道にお魚さんたちのタイルが埋め込まれています

イルカショーの最中なのか、美しい女性の声が外まで聞こえてきました。

鳥羽水族館の反対側に近鉄中之郷駅があります。
ここから鳥羽の街中に入ります。

今日の目的地、鳥羽みなとまち文学館メダカの学校を訪ねます。



矢印に導かれ、
たどり着いた博物館は木造、格子戸の清楚な昔の民家です。

戸がしまっているので恐る恐る開けてみました。


中は明るく展示物が綺麗に整頓されて清潔感があります。

間口の狭さからは想像が出来ないほど奥行きがあります。(いわゆる、うなぎの寝床)
きっとこれは昔の税金の仕組みのせいかなと邪推しました。
昔の税金は間口の広さによって決められたとか・・・。

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画家であり、風俗研究家であった岩田準一氏や、
彼と親交のあった江戸川乱歩や竹久夢二についてたくさんの資料が展示されています。
この落ち着いた雰囲気の中で豊かな時間を過ごせたことは感慨深い物があります。

おいとまをして鳥羽金刀比羅宮手前にあるメダカの学校まで山道を登ります。
これはカナリ身体を鍛えられます、次第に汗ばんできました。

途中分かれ道がありますが、先ずは無難な大きな道を選びます。



知らない道を歩くのは心細く、メダカの学校の案内板にほっとしました。

海が真っ青で、見晴らしの良い所です。

循環の庭とありますが、山水が水車により上手くメダカ池を次々と循環しています。

水車の規則正しい音と、これも等間隔にギー、バッタンと音がします。
水車の力を利用して人形が動くように仕掛けされています。

メダカって映すのが難しいです。
そ〜と近づいているつもりでも気配が分かるらしくって、瞬時に逃げられてしまいます。
やっと映したのがこの2枚のみ。

同じ園内に足湯があります、坂道を登ってきた疲れを癒すにはもってこいです。
温泉卵も作れるようになっていました。

温泉卵を作っていたお兄さんが
“アッチー!!”と悲鳴を上げていました。

お湯の中に手を入れたようです。
そりゃあ、熱かろう。
お気の毒に。




足湯のほうは
タオルも備え付けがありました。

ご親切に。

いろいろな仕掛けやお花を見せていただいて、マタマタ急勾配の坂道を降りてきました。

鳥羽駅まで戻って2時間のコースでした。いい運動になりました。

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