蒲郡竹島

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長さ387メートルの橋で陸地と結ばれて、国の天然記念物に指定されている蒲郡のシンボル「竹島」。
竹島橋は縁結びの橋と呼ばれているそうです。
で、カップルで来る場合は相手と離れないように気をつけて渡るんだそうですよ。
横からの強風に吹き飛ばされそうになりながら、これじゃあ、本当にしっかりと手を繋がないと飛ばされそう・・・なんて思いながらやっと大鳥居までたどり着きました。



風で帽子も飛ばされそうだから、下を向き頭を抑えて黙々と歩きます。手を繋ぐなんて・・・それどころじゃ、ありません。


鳥居をくぐると立ちはだかるように、急勾配の石段が続きます。
無理かも・・・と諦めようとしたとき、
かなりご高齢とお見受けしたご婦人が右手で手すりに掴まりながら、左手はご家族の方に曳かれながら一段一段ゆっくり上って来られました。
ここで諦めては申し訳ないと奮い立ち、私も片方は手すりのお世話になりながらゆっくりと上がりました。


果てしなく続く階段でした。息が上がってきてもうだめかも、というときやっと神社の前に着きました。
日本七弁財天のひとつであり、開運・安産・縁結びの神を祀った「八百富神社」です。

立て札に従い竜神岬へ向かう事にしました。ホテイチクのはやしがあったり、大きなタブノキがそびえたっています。

竜神岬から階段を下りると、目の前に真っ青な海が迫ってきます。空の青を映している様に美しい。

遠浅で岩が大きくてまろやか、岩の芸術を見ているようです。が、あまり景色にばかり見とれているわけには参りません。
道はゴツゴツしていて蹴躓きそう、風も強いためスリルがありました。

意外と距離は短くって直ぐに鳥居の横へ出ることが出来ました。
登って来た階段をそのまま下りるよりなんと楽に感じた事か。

それでも風は相変わらず、吹きたくりです。ビュー、ビューなんてものじゃありません。
たとえるならば、暴走しているバイクとか、離陸寸前の飛行機の爆音そんな感じです。
橋の欄干をすり抜けるときに出る風の音でした。
台風のときはすごいんだろうな〜とツイ思ってしまいました。