0000000000000000 山梨県西山温泉へバスの旅0000
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生憎の雨の中を出発です。
全線開通の伊勢湾岸道は滑らかな走りで心地良いです。

音止めの滝、白糸の滝を見るのに下車しました。
←音止の滝
この滝の名前の由来は約800年前、
曽我の五郎十郎兄弟が父の敵工藤祐経を討とうと相談していたさい、近くの滝の音があまりにうるさく、密談しにくいことを神に嘆いたところ
滝の音がピタッと止まり、討ち入りの相談ができたことから“オトドメノタキ”と呼ばれるようになったそうです。
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000000000000000↑白糸の滝→
溶岩断層から富士山の雪解け水が長い年月の末U字型の崖から流れ出している。

牛が放牧されている朝霧高原を通過、本栖湖に差し掛かりました。
期待していた富士山は雨のため全然見えません。
代わりにどなたかが新しい千円札の裏側を見せて歩いていましたが、ヤッパリ本物がみたいですよね。
ザンネン!!

秘境たる所以がわかりました。本当に奥深い所で車が対向できないところもあります。

紅葉の季節に来れば、本当にすばらしい錦絵が見られるだろうと思われました。
雪はほんの少ししか残っていないのに、両側の崖には所々ツララです。

2時間くらいバスに揺られてやっと旅館に着きました。
ガイドさんが一言注意「夜は絶対に外に出ないでくださいね、熊のご馳走になってしまいますよ。」


貸切温泉のほうは予約の上、交替制のため時間制限があります。
夕食の前にあわただしく温泉に入り、夕食の会場にむかいました。


きれいな器が次々と出てきます。
お品書きと照らし合わせながら何が入っているか探検家のような気分でいただきました。
巨峰ワイン 先付と前菜 薬膳スープ お造り
どんぐり麺 煮物 山女魚の塩焼き 鴨の治部煮風鍋

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一番驚いたのはどんぐり麺。私が子供の頃は“どんぐりは食べると血を吐いて死ぬ”等と言われていたのに・・・
ちょっと食べるのをためらって、隣を見るとやはり同じ思いだったようで・・・顔を合わせて苦笑い。
思い切って食べようと一緒に箸をつけました。
・・・
 美味しい!!!
あれは迷信だったのかな〜。

団体さんの宴会も終わり、部屋に帰ってからもおしゃべりに花が咲きました。

翌朝、渓谷に日が差し込んできました。
景色を眺めながら朝から入る温泉も格別です。
絶壁になっている旅館の向かい側で、朝もやの中作業が始まりました。
命綱1本でするすると崖を降ります。
崩れた箇所の補修をしているそうです。
バスに乗るまでの
ほんの少しの時間を見計らってつり橋を見に行きました。
足元の板に霜が降りてつるつるします。ちょっとつり橋を渡る勇気はありませんでした。


1車線しかない長い道、トンネル付近で清掃作業車と鉢合わせ。
左側は深い谷、右は切り立った山。こちらの観光バスがバックします。
今まで賑やかにお喋りをしていた人たちも寡黙になりました。
静けさを遮るように1人が叫びます。“運転手さん、がんばれ!!”

無事に対向できて拍手喝さいです。

やっと身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)に着きました。
鎌倉時代に日蓮上人によって開かれたお寺で日蓮宗の総本山です。
たいそう立派な建物が並んでいます。

ロープウエイには乗りませんでした。この次のお楽しみとゆうことで。

日本平で昼食をとり、帰途に着きました。

雨こそ止んでいましたが、ヤッパリ富士山にはお目にかかれませんでした。

恥ずかしがりなのかしら?

次回はお目にかかりましょうね

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《追記》

刈谷ハイウェイオアシス

平成16年12月にオープンしたばかりの刈谷ハイウェイオアシス。
ここの婦人用のトイレがすこぶるゴージャス。
“見た?行ってきた?”と言いたい位すばらしいです。

ホテルのラウンジをイメージして造られたというだけあって
広々したスペースにフッカフカののじゅうたんが敷き詰められ、
センターには応接セットが置かれています。
このソファーの沈み加減がちょうど良く、ドライブの疲れを忘れさせてくれそうです。

応接セットの周りには、世界のタイル館に展示されているタイルがズラリ。
その周りの外側がトイレです。まさしく個室に入っていく感じです。
必見の価値ありですね。
トイレの写真を撮ったのは初めてですが、写メールやってる方結構いらっしゃいました。


※ハイウェイオアシスとは、高速道路のSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)に隣接して作られている公園や娯楽施設などで、SA・PA直結の駐車場があります。

各ハイウェイオアシスは一般道からも利用することができます。が、スマートICを除き一般道と高速道路との行き来はできません。

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