8月 めだか池を訪ねて(多気町丹生)

戻る

幼友達とはありがたい仲間です。
暑さでポートしていると、元気?ご飯食べに行こうとお誘いが掛かります。

丹生大師の里にあるおふくろの味がウリの「まめや」。
近隣で採れた野菜類を使ってのメニューがバイキング方式で食することが出来ます。
心のこもった沢山の種類の料理が並んでいます。
自宅でこんなにこまめに料理を作るのはとても無理と思いつつ、ゴーヤ以外は全て制覇。

特に美味しく何度もお代わりをしたのがおからサラダ。
ドレッシングの美味しさが例えようがなく、少しずつ味わって分析しましたが何が使ってあるのかは???
レシピを教えて欲しいと思いましたが、きっと企業秘密なんでしょうね〜、と、自問自答。
普段のあつかましさを発揮できずに、尋ねる事さえできませんでした。(心残りです)

お腹がいっぱいになった後は、運動しなくっちゃ!

と、いうことでめだか池まで少し歩く事に。

今年の夏は本当に暑いです。
毎年そのように感じているのかも分かりませんが、
熱中症が新聞を賑わしている位ですから気をつけなくっちゃ!

木陰のある道を選んで、ゆっくり山道を進みます。
山と山の間の谷間が田んぼになっていて、黄金色になった稲が穂をたれています。
いよいよ新米を頂ける季節ですね、ワクワク。

水が勢いよく流れています。
冷たい水で体が引き締まるようです。
童心に帰って水遊び。めったに出来ませんからね、こんな事。

他のグループの方から声が掛かりました。
「気持ちよさそうね〜」
「どうぞ、まだ座れますよ」

時々上流から落ち葉が流れてきますが、あっという間の出来事です。

充分に涼をとって、 ホテイアオイの咲いているめだか池を目指しました。
涼しげな薄紫色の花が一面に咲いています(今では30万株もあるそうです)。

どじょうに、たにし、タガメ、ゲンゴロウ、めだかの親子。
赤ちゃんめだかは体長が2ミリ位、懸命に生きているんだなと感じました。
タニシが歩いた跡はまるで絨毯の模様のようになっています。

一段上の池には珍しい黄色の花をつけた浮き草も咲いています。
水色や黄色の糸とんぼが飛んできました。足元で沢蟹が威嚇します(そんなの怖くなんかないよ〜)

ドジョウって環境に応じてからだの色が変化するようです。
側溝で見つけたドジョウはもっと黒ずんでいました。敵から身を守る術を知っているようです。

この山一帯には、昔水銀を掘った跡が残されています。
人一人が入り込むのが精一杯のような小さな穴ですが、相当な苦労の賜物のようです。
岩盤が固くて岩一升掘れば米一升貰えたという諺が残っているそうです。

まだまだ、ゆっくり歩けば歴史を感じるところが沢山ありそうですが、今日は無理をしないで帰ることにしました。
熱中症になるといけませんからね、何しろお年ですから。
皆様もお体大切に。