ラインクルーズ

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午前10時過ぎ、リューデスハイムから船に乗り、父なる川「ラインクルーズ」に出発です。
古城めぐりのような感じですがたくさんの古城があり、船内放送(ドイツ語)の説明が理解できなかった私は、残念ながらどれがどの城なのか見わけが付きません。なぜこのようにたくさんの城が作られたのか?はるか昔から交易の水路として活用されてきたライン川は税金を取り立てるための要所でもあったわけです。

城の写真と名前が一致しませんが一応説明だけ。

エーレンフェルス城    マインツ大司教の城。ライン川を往航する船から関税を徴収するために建てられた。
クロップ城    ローマ人が築いた城塞に起源する城。
ネズミの塔    ネズミの大群が強欲な大司教をこの塔に追い込んで食い殺したという伝説で有名。
ラインシュタイン城    ライン河畔で最も美しい城の一つ。ローマ帝国皇帝ルドルフ1世はここを基地にして盗賊騎士を攻め滅ぼした。
ライヒェンシュタイン城    ライン川の城のなかでも最も古い歴史がある。11世紀ごろの築城後、盗賊騎士の城となっていたが、1282年 に破壊。1900年頃に再建された
フュルステンベルク城    30年戦争中、スエーデン軍に占領され、その後フランス軍によって破壊され以来廃墟のまま。塔のみが残る。
シュターレック城    プファルツ伯の城。現在はユースホステルになっている。
グーテンフェルス城    山上の堅固な城。
プファルツ城    プファルツ伯の城で、関税を徴収する目的で建てられた。外角が船のような形をしている。
シェーンブルク城    古城ホテルで「麗しの城」の意味がある。
ローレライ    岩山の突端全体が「ローレライの岩」高さ132m。伝説からなんとなく妖艶な感じを持っていたが、目の前に迫ってくる岩には圧倒された。
ラインフェルス城    古城ホテル
 ネズミ城    1370年ごろに建てられ、19世紀末に再建。均整の取れた美しい城。
 リーベンシュタイン城    シュテレンベルク城と隣どうしに兄弟により建てられた城。しかし兄弟仲がとても悪く争いで殺しあったという伝説がある。両城の間には壁が築かれた。
 シュトルツゥエンフェルス城    新ゴシック様式で再建されたクリーム色の城
 ラーネック城    ラーン川がライン川に合流する地点に立つ城。
 エーレンブライトシュタイン城塞    ライン河畔で最大、最強の城塞。

私にもただ一つ分かったのは妖精の岩「ローレライ」。132mの岸壁がそそり立つローレライは、船を操り人々を急流の底へと誘いこむ魔女伝説で有名。