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ハワイ4泊6日の旅

12月も中旬ということで、セントレアはすっかりクリスマスムード。21時25分フライトの予定です。ダウンのコートをスーツケースに押し込んで荷物を預け手軽になりました。空港内では空調が効いているので寒くはありません。

出発時間から考えて多分、機内では夜食がないかも?ということでささやかに味おにぎりの夜食を頂きました。(これは結構おいしかったです)

日本との時差は-19時間。1米ドル=111.80円の時です。12月として最高気温は28度、最低気温は21度。過ごしやすいかなと期待しています。

機内でゲームを少しはやってみましたが、あまり興味をそそることもなく、退屈な時間は航路を見ながら過ごしています。


JALの食事にしてはお世辞にも美味しかったとは言いがたい夜食でした。

12月12日に日本を出発しましたが、-19時間の時差があるためオアフ島到着も同じ12日です。

オアフ島のダニエル・K・イノウエ国際空港(以前はホノルル国際空港)到着後、3階から2階へ移動。入国審査を受け団体出口を出ました。1階で荷物を受け取りバスを待つ間に女性はトイレへ駆け込み、男子はそのまま外で着替え。

ダニエル・K・イノウエって日本人?と思いましたが、日本人の両親が移民としてハワイへ移住、彼はハワイで生まれた2世です。差別を受けていた日系人ながら、アメリカ部隊に貢献し信頼を得て、アメリカ議員初の日系人として、ハワイ・日系人の待遇を回復させた方だそうです。

初めてのオアフ島はすごく蒸し暑いです、とても我慢がならない。日本を出発したままの服装では気分が悪くなりそうです。私も長袖のセーターから半そでのTシャツに衣替えです。

迎えのオリオリエアーポートエクスプレスでアラモアナセンターへ移動です。
ここで2日目のオプション旅行、ハワイ島の代金を支払い。(現地払いということになっていました)

日帰りなのに一人385ドルは高いように思いますが、私はどうしてもハワイ島のキラウエア火山の溶岩がドロドロ流れている様子を見たかったのです。
真っ赤に煮えたぎって流れる溶岩の横を歩くなんてすごいことでしょう?ハワイ旅行の目的はただこれだけです。(この時は1米ドル=111,80円)
ハワイで使うためのオリオリホンも借りるように指導されていましたが、ソフトバンクのスマホを使っているのでこれを「アメリカ放題」の設定すれば問題ないと事前に調査済みです。で、オリオリホンの借用はしませんでした。

アラモアナでホテル「シェラトン・ワイキキ」のチェックイン手続きを済ませ、バスセンターでシェラトン行きのバスに乗車、街中を観光。ビルとビルの間を縫うように走ります。本当にギリギリのところ、ハワイってこんなに狭っ苦しいところ?ビルの1階も突き抜けの通路になっています。

ホテル近くなって初めて海が見えてきましたが、ホテルシェラトンからはずいぶん離れたところで降ろされてしまいまいた。(Tギャラリアってところです)。後から考えればロイヤルハワイアン通り1本道だったんですが、信号2つ通り越して初めての道は遠く感じられました。玄関で砂像が出迎えてくれました。

ホテルへチェックインしてから、予定ではオリオリの無料バスに乗って市内観光をするつもりでしたが、セントレアを出発したのが夜の9時半ごろ。距離が短いからとエコノミーにしたのが間違いの元、狭くって身動きならない上、機内では周りが騒がしく(機内で騒がしい目に遭ったのは初めての体験)全然眠れませんでした。到着してからは気がゆるんだのか、気力がなく室内でぐったりしていました。本当に不覚!わざわざハワイまで来てお昼寝なんて。夜日本を出発して、翌日丸1日しっかり遊ぼうと思ったのが間違いのモトでした。

ホテルの中にコンビニ「ローソン」を発見。なんだかほっとしました。最悪ここで何でも調達できそう。ぐったりしたままハワイ1日が無駄に過ぎてしまいました。おまけに…おまけというか、もう一つがっかりなのがシャワーに浴槽付きの部屋を予約したのに、湯をためてみましたが浅すぎて満杯状態でもひざ下まで。これでは疲れも取れないですね。寝湯にしてもはみだし状態。

オーシャンフロントの高層階、眺めは最高です。
オアフ島のワイキキビーチ。でも泳ぐのは海ではなくてプール。照明がすごい。見降ろすのも悪くはないですね。でも、明日に備えて早く休みます。12月12日の一日は収穫なく空しく終了です。

12月13日午前4時、目覚ましで起きました。ハワイ島1日観光の日です。早朝5時20分バスセンター集合なので、朝食は昨夜ローソンで購入したソバとおにぎり、フルーツの盛り合わせ。海苔が直接巻き付けてあるのですっかり湿気っています。トロピカルフルーツの盛り合わせですが、なんだか割高。
昨夜コンビニで買った朝ごはん。レジで親切に紙袋に入れてくださった。と、思っていたのですが、しっかりと代金がレシートに入力されていました。「リサイクルペーパーバッグ15セント」なんだ!言葉が通じないと思ったから強制的に代金に入ってたんですね。


ホテルから徒歩5分くらいかしら、すでにたくさんの人が集まっています。日本人らしき人に声掛けをすると行き先が皆さんバラバラ。オプション旅行の出発点のようです。

オアフ島からハワイ島への移動だけなのにパスポートが要るって、なぜなの?わずか50分のフライトですが小さい飛行機なので、ここでも窮屈な思い。

機内でいただいたパッションフルーツとオレンジのネクター。
割とあっさりとした味でした。朝早く起きたご褒美でしょうか? 
   

ハワイ島のコナ国際空港到着。

ハワイ島はハワイ諸島の中で最も大きく「ビッグアイランド」と呼ばれています。
旅行会社の車がが迎えに来ています。本日、丸っと1日はこの車で観光。外見はキャンピングカーのようですが、中はマイクロバスって感じで結構席が空いています。好きな所へ座るように言われました。

キラウエア火山からの溶岩が堆積していて真黒な岩がゴロゴロしています。砂浜も真黒な砂だけです。溶岩が崩壊してそのまま砂になったからだそうです。溶岩で囲まれて自然のプールが出来上がっているようです。

ヤシの木に、黒い砂浜、サーファー。ここへきて初めてハワイを感じました。サンゴの説明がありましたが潜れないのが残念です。花柄が落ちています、なんの花かしら?大きなヤシの実が今にも落ちてきそう、当たったら痛いでしょうね!美しい色の小鳥がえさをついばんでいます。のどかです、足音がしても逃げる気配もありません。

黒い溶岩の塊がウミガメのように見えます。ハイビスカスも咲いています。

黒い砂浜の観光を終え車で移動です。

日本風庭園、20エーカーの広さ。

ここはリリウオカラニ公園。ハワイのリリウオカラニ女王が、1917年サトウキビプランテーションで働いていた日本人移民らに敬意を表して、この土地を公園として提供されたそうです。ヒロの街を象徴する庭園です。

ハワイ王国の第8代国王で唯一の女王。リリウオカラニ女王の名前が表示されています。

在位は1891年1月29日~1893年1月17日。1878年に作詞作曲をして「アロハ・オエ」「女王の祈り」。「クムリポ」(ハワイ王国の創生神話)の英訳などの著作を多く残しています。
白人のクーデターをきっかけに無理やり王位を退かされた人物。

とても全部回ることはできそうにありません。ほんの入り口だけ散策してきました。南国風な木の生え方、木の上から地上をめがけて根っこが伸びてきています。幹の周りは枝から伸びてきた気根で囲まれています。おいしそうな木の実も実っています。公園の入り口には鳥居が建てられていて、とても日本的。

落果した果実、たくさん転がっています。遠くに見える橋を渡ってみたかったのですが、疲れはててあちらまで行くことはできませんでした。心残り。カートでもあればよかったのに。

橋とかぶさって見える樹は例の”この樹、何の樹、気になる気になる”と歌われている樹です。こんもりとした独特な樹形です。

通称モンキーポッド(正式名アメリカネムノキ)。猿がこの木になるインゲン豆のさやを大きくしたような形の実を好んで食べたのが名前の由来だそうです。たった1本じゃなく街路樹としてたくさん植えられています。

また、バスで移動。ここはカメハメハ大王の銅像だけ。ハワイ諸島で3体ある大王像のうち最も背が高いそうです。記念撮影を終えると次の場所へ。「滝です」と随分自慢げに案内がありましたが、この程度の滝は日本人にとってあまり珍しくありません。滝を上から見下ろすコースも設定されていますがスルー。

滝よりもヤシの葉っぱで何かを製作中の人のほうが気になって、じっと見つめていましたが気にも留めず夢中に編んでいます。観光客の来るところだから売り物かと思いましたが、サッパリ形になっていません。昔の日本だったらこれで蠅たたきでも作ったかしら?

昼食時間となり、またバスに乗車。スカイガーデンレストランにてビュッフェ形式です。大学生のためのレストランって聞きましたが、学生らしき人は一人もいません。観光客だけです。

好みの料理をと言われても、う~ん、私好みのメニューがありません。食べることが唯一の楽しみなのにこれはがっかりです。そそくさと食事を済ませて庭の散策に出かけました。黒い岩に植えられたラン、花は咲いていますが本当に地味というか華やかさが見られません。ヤシの実は小粒ながら、たわわに実っています。

真っ白なハイビスカスが美しい。ここのクリスマスツリーの飾りは折り紙で作られています。とっても手が込んでいます。

商業ペースに乗せられて、マカダミアナッツの工場見学、とはいうもののメインはナッツの売店です。

入り口で鮮やかな色の物を発見、動かないから玩具かと思いきや、運転手さん曰く「ヤモリです」。ハワイのヤモリって美しい色合い。可愛いです。右端の写真2枚は同じヤモリ、左の写真は別物。しっぽの形が違います。探せばもっといるかも・・・。

いよいよ迫力のある溶岩流が見られる、ワクワク。

バスで移動ですが、要所要所で停まってくれるので写真を撮り損ねるってことはありません。地下から勢いよく蒸気が吹き上がっています。井戸が掘ってるところもあります。日本だったらこの蒸気を利用して温泉卵など作っているんでしょうが、残念!見当たりません。
平野のあちこちからも吹きあがっている蒸気を見ることができます。

キラウエア火山の噴火口は今のところ山頂とプウ・オオ噴火口の2箇所。
2018年5月3日に噴火してレイラニ・エステーツの住宅地に真っ赤な溶岩が流れ込みました。レーガンエステーツの街も硫黄や二酸化硫黄の有毒ガスに包まれました。
2018年5月12日に再噴火。この時キラウエア火山の山頂の溶岩は一旦引き下がり、圧力が高まり爆発を起こしました。
2018年5月17日山頂で噴火。

展望台につきました。ここは全然蒸気なんて上がっていません。真黒で、広大なマンホールのような台地が見えるだけです。アララ、真っ赤な溶岩はどこ?

これ全体が噴火口?すごくデッカイ!ただしこの火山は只今休息中だそうです。ガッカリです!!!旅行代理店で申し込みをした時も「私はキラウエア火山のドロドロ溶けた真っ赤な溶岩が流れている横を歩くのが楽しみ」って何度も言ったのに。
靴もごつごつした溶岩の塊の上を歩きやすいような靴を履いてきたのに。火山は只今休息中ってなぜ教えてくれなかったんでしょう?

また火山活動はいつか再開されるでしょうが、いつかは不明です。との説明。

わざわざ一日かけてハワイ島へ来たっていうのに。へなへなへなと力が抜けていくのを感じました。事前の下調べが悪かったと反省しきりですが、後の祭り。なんてことだ!!!噴火していたころはこんな状態でしたっていう映像が流れていましたが、実に空しい。何の慰めにもなりません。

南国系の植物に癒されて、次に移動です。溶岩が海へ流れていった跡です。と言われて「ホウ~」とため息だけ。見てはっきりと分かりました。ずいぶん時間が経っているんだってことが。大地のにはしっかりと新しい野草が芽吹いていますから。

ニワトリぐらいの大きさの鳥を発見しました。鑑札が付いていますから保護されている鳥なんでしょうね、種類は不明です。海の反対側には小高い丘があります。そこはまだ生々しく溶岩の流れた跡が黒々と波打っていますが、ところどころやはり新しい命が芽生えていました。

いろいろな角度から噴火口を見ることができます。溶岩の流れた跡をよく見ると光沢があります。黒くキラキラしていて美しいです。溶岩にガラス質が含まれているから光っているんだそうです。

溶岩台地の中にも不思議な空間を見つけることができます。が、溶岩が冷めてしまってから随分時間が経っているようです。しっかり草が根を張ってきています。

この後お土産屋さんへ立ち寄り空港へ。待合室から見える中庭はクリスマスムードです。

こじんまりとしたロビー。思い思いに寛いでいます。

本当にガッカリのハワイ島の旅行でした。夜のとばりに包まれてオアフ島のホテルではひざ下までのお風呂につかり休みました。寝転がって。(喜劇みたい)

12月14日はホッピングバスで東海岸を巡る5時間コースの旅です。Tギャラリアを出発してシーライフパーク(自由時間あり)⇒ハナウマ湾⇒サンデイ・ビーチ⇒シーライフパーク⇒Tギャラリアの行程です。
東海岸の絶景ポイントを楽しもうとうたっています。乗車したバスにはガイドさんが付いていました。

下の写真はシーライフパーク入場した直ぐの場所です。

トーテムポール?高さはありませんが、お出迎えしてくれています。プールではイルカのパフォーマンスを楽しむ人が説明を受けています。白い清楚な花が咲いています。くちなしの花に似ていますが葉っぱが似ても似つかない。

プールのすぐ前は海。

出番を待つイルカは一人(?)ぼっちで練習をしているようです。プールの周りは各種の花で埋め尽くされています。

「イルカに乗った少年」って唄が昔々ありましたが、イルカに乗ったおばさまたち。浮き上がらないと後ろから来たイルカが押し上げてくれます。よく訓練されています。

イルカのショーはまだまだ続きますが、見ているだけではつまらない。実際に自分でもやってみたいですが、下調べ不足。水着を持ってきていません。残念だな~。きっと参加していただろうに。

で、次のショーのコーナーに移動です。蛸の足のようなモニュメント、よく似たようなものをシンガポールでも見たような気がします。右の木彫りの像はハワイの神様だと後から知りましたが、大きなお口を開けているから「真実の口」かと手を突っ込んでみました。噛みつかれなくてほっと一安心です。

小屋がしつらえてあって、イルカとお姉さんの登場。残念ながら英語だけの案内。

2か所見ただけでとっても疲れてしまいました。可愛い髪飾りのお土産だけ破壊ましたが、シーライフパークはもういいや、帰ろう。でも次のバスが来るまで時間待ちです。
ソフトクリームを注文しました。傍にいた人のも写真を撮らせていただきました。デッカイ!!!これを一人で食べる?大きなソフトクリームをやっと食べ終えるころにバスに乗ることができました。

「シーライフパークを3時間で上手に楽しむ方法」なんてパンフもありましたがとても無理。
もうどこへも行かずにホテルへ帰ろう、心底疲れはててしまいました。もう後の観光地へ行くだけの気力がありません。

バスから見る景色に癒されます。変な形の信号機。荒い波を楽しむ人々。

波は荒いけど海の色がとてもすてきです。思い思いに岩に登って写真を撮る人。サーファーではないようです。

だんだんと市街地に入ってきました。

市場が見えました。ハワイの市場ってなんだか楽しそう。あちこちに曜日や時間が決められていて市場が立つそうです。バスを降りてゆっくり見てみたい気持ちでいっぱいですが、残念ながらこのバスは止まってくれません。

ヤシの木に、モンキーポットの木も見えます。私としてはこれが唯一ハワイを感じる風景かしら?

Tギャラリアへ戻ってきました。ソフトクリームだけでは物足りません。中に入り食べ物を物色。どれもおいしそうです。

レストランのキッチンですが、あまりお客さんが来なくて(ここで危ないと思えばよかったのかも?)調理する人は一人で淡々とこなしています。
左側のイタリアーノ・パニーニを注文しました。

で、出てきたサンドイットがコレ!丸い大きなお皿になんと雑な盛り付け!これで日本円にして1500円。ぼったくりだ!ハワイの物価高は来る前から聞いてはいましたが、こんなものなの?

ハワイ在住の日本人が日本へ帰ってくるたびに靴下を購入するそうです。親戚の人が笑って言うには彼は何時も穴の開いた靴下をはいている。ハワイでは高くて買えないから・・・ですと。なんとなくわかるような気がします。

レジで精算の時にポテトチップスの袋を手渡されました。もしかしてこれも料金の内かしら?

内心ブツブツと消化不良のままホテルへ向かって歩きました。ここまでくればもうホテルは目の前です。

まだ日が高いので、ホテルでくつろぎながら海を眺めていました。

突堤にたくさんの人が集まっています。美しい夕日を鑑賞するためでしょうか?

メインのダイアモンドヘッドがハッキリと見えます。

これぞワイキキのビーチ!と思っていたら昔々に来たことがある人の感想は”昔と比べて砂浜が随分と狭くなったな”だそうです。ガイドさんの説明によればホテルが海側へせり出していっているそうです。

ロビーを散策しているとお誘いの声がかかりました。「マリオットが経営するバケイションクラブの見学に明日いらっしゃいませんか?朝の出発は少し早いですが、お帰りの時間までゆったりといろいろな施設が無料で使えますよ、ただし向こうへ着いてから1時間くらい施設の説明を聞いていただくことになりますが、むちゃな勧誘などは致しませんから」

パンフレットを見せていただいて、がぜん興味がわいてきました。波打ち際で1日中ジャグジーに入っているのも楽しいかな?なんて思って参加することにしました。

夕食後、なんとなく体がだるい。疲れが出てきたみたいです。明日の朝早い出発が心配になってきました。バケイションクラブへのお誘いを受けたデスクへ行ってキャンセルを申し込んできました。これでゆっくり朝寝ができます。少し残念な気もしますが無理は禁物です。

早朝に窓を開けると左手にダイアモンドヘッドからの日の出。眩いばかりです。早くもハワイを満喫しているサーファーが沢山。皆さん早起きですね。



朝食を済ませてからOLI'OLIステーション・アラモアナからダウンタウンルートのバスに乗りました

アラモアナ⇒ワードシアター⇒カカアコ⇒ホノルル・ミュージアム・オブ・アート⇒ハワイ州庁舎⇒ハワイ出雲大社⇒チャイナタウン⇒カメハメハ大王像⇒カカアコ⇒ワードセンター⇒アラモアナ到着。というコースです。オリオリカードを首からぶら下げて出発。

全部下りるわけではありません。

興味のあるところだけ見学。乗り降りが自由だから、バス代に気を取られる心配もなくとっても気楽です。

本当はハワイに到着後、すぐにこのバスに乗る予定でしたが、機内で眠れなかったのでホテルでお昼寝をしてしまいました。
まあ仕方ないですね。これだけ体力が弱っていたのかとがっかりです。

ハワイ州庁舎にて下車。どちらが表で、裏側か理解できませんでしたが、ダミアン神父像とハワイの女王リリウオカラニの像が威風堂々と立っています。

ダミアン神父: Father Damien、1840年1月3日 - 1889年4月15日)は、ベルギー出身の宣教師です。
ダミアンは修道名であり、本名はヨゼフ・デ・ブーステル(Joseph de Veuster)。ハワイ王国モロカイ島において、当時誰も顧みなかったハンセン病患者たちのケアに生涯を捧げ、自らもハンセン病で命を落としました。
ワシントンDCとホノルルにある銅像は、ハンセン病にかかった姿のダミアン神父を現しています。

生憎と休日なのでお勤めの方の姿はありませんでしたが、ハワイ州庁舎の横では何かイベントでもあるようでテントがたくさん並んでいます。

都合よく来たバスに飛び乗りましたが、オリオリカードを見せると利用できるバス会社が違うと降ろされてしまいました。なんとなくバツが悪いです。オリオリのバスが来てほっとしました。ハワイ州出雲大社で下車。運転士さんの案内に笑ってしまいました。「お賽銭はドルでお願いします」

日本人観光客ががぜん多いです。バス停にカタカナ表示があります。膝が痛いから階段の下でお参り、あとで聞いた話ですが階段の上まで行ってお参りをしたところ、丁度結婚式の真っ最中だったそうですが、なんと?今どき普通にあることなのか?外見は男性同士の方のだったそうです。

 

次に下車したところはカメハメハ大王像のあるところ。運転手さんの言葉によれば「ハワイ・ファイブオーの本部です」って。あれはテレビドラマの中での名称ではないのかしら?
後でわかったのはどうもハワイ州最高裁判所らしいです。

カメハメハ大王の周りをぐるりと回って、ついでに止まったままの時計も撮影。ファイブオーの本部と説明するくらいなら、せめて時計くらい正確にしておいて欲しいと思います。

カメハメハ大王と思しきマークの下に下部に表示されている訪問者の為の施設か?

ここでオリオリステーション・アラモアナへ戻り、本日のダウンタウンルートの観光は終わりました。すっかり夕方です。ビーチへ出て潮風を楽しみました。

高層階から見る夕日は一段と素敵です。遊覧船で夕日を楽しむ人、筏で楽しむ人。それぞれにハワイの夜を満喫しています。

レストランで夕食。ここもビュッフェ形式です。お肉たっぷりですがお寿司や刺身が人気のようです。(残りが少なくて寂しい)

隣のコーナーでは演奏とフラダンスのショーが始まりました。

タップリお肉を頂いて夕食は終わり。


コンビニによってウインドウショッピング。ハワイの神様って沢山いらっしゃるもんですね。それぞれ衣装も表情も豊かです。それにしてもなんと大きなお口でしょうか。
明日の出発に備え部屋へ帰りました。

早朝、部屋から眺める最後のビーチ。早くも海を満喫している人たちがいました。頑張るね~。

ロビーで寛いで集合時間の調整をしています。

いよいよ帰宅の途に就きます。エアーポートエクスプレスの乗車券を頂きました。「失くしたら空港まで自費で行ってもらいますよ」なんだか脅しをかけられた様な印象で、チケットをしっかり握りしめました。

直前の雨で、どこまでも虹が見送ってくれています。

JAL0793便でセントレアまで直行です。夜の便でやってきて昼間の便で帰国。なんだか時間の使い方を失敗したような気持ちです。

さようなら、ハワイ!!!